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The Poodle Guide

プードルの子犬を迎えた最初の夜|夜泣き対策と1週間の過ごし方

The Poodle Guide 編集部 · 更新日: 2026年7月24日

ベッドのそばのクレートで眠るプードルの子犬

プードルの子犬を迎えた最初の夜は、子犬にとって人生で一番心細い夜です。日本では動物愛護管理法により、子犬の引き渡しは生後56日を過ぎてからと定められています。つまりお迎えの日まで、子犬は毎晩母犬やきょうだいとくっついて眠ってきたということ。その温もりが突然なくなるのですから、泣くのは当たり前です。結論から言えば、最初の夜のコツは「クレートを寝室のベッドのそばに置き、泣かせっぱなしにしないこと」。以下では、最初の夜から1週間までの現実的な過ごし方を、日ごとの流れで解説します。

お迎え前に準備しておくもの

  • クレートまたはサークル+ベッド(クレートトレーニングの基本もあわせて)。
  • ブリーダーのところで使っていたタオルや毛布(母犬のにおいつき)。可能なら譲ってもらう。
  • 今まで食べていたのと同じフード。環境の変化とフードの変更を同時にしない。
  • トイレシートと設置場所。夜用に寝室の近くにもトイレを。
  • かかりつけ動物病院+夜間救急の連絡先。初日までにスマホに登録。

これから子犬を探す段階の方は、ブリーダー選びのチェックリストお迎えガイドを先にどうぞ。56日より早く渡そうとする売り手は法律違反であり、その時点で候補から外すべきです。

最初の夜:泣かせっぱなしにしない

昔ながらの「泣いても無視すれば諦める」という方法は、おすすめしません。生後2か月の子犬にとって、暗い部屋にひとりぼっちという状況は本物の恐怖です。放置して静かになったとしても、それは「安心した」のではなく「助けを呼んでも無駄だと学んだ」だけのこと。信頼関係のスタートとしては最悪です。

代わりに、こうしてください。

  • クレートを寝室のベッドのそばに置く。あなたの気配と寝息が聞こえるだけで、子犬の不安は大きく減ります。
  • 母犬のにおいのついたタオルを入れる。慣れた毛布があれば一緒に。
  • クンクン鳴き始めたら、静かに声をかけるか、クレート越しに指先を近づけてあげる。抱き上げて遊ぶのはNG。「夜は退屈な時間」と伝えるのがポイントです。
  • 寝る直前にトイレを済ませ、水は寝る少し前から控えめに。

寝室に犬を入れたくない家庭は、最初の1〜2週間だけ布団を子犬のそばに移す方法もあります。慣れてから、クレートの位置を少しずつ最終的な置き場所へ動かしていけば大丈夫です。

夜中のトイレ:1〜2回は起きる前提で

子犬の膀胱は小さく、最初の数週間は朝まで持ちません。夜中に1〜2回、子犬がそわそわし始めたタイミング(またはアラームで先回りして)静かに抱いてトイレへ連れて行きます。ここでの鉄則は「事務的に」。明かりは最小限、声かけはささやき程度、済ませたら褒めてそのままクレートへ。夜中のトイレが楽しいイベントになってしまうと、遊んでほしくて鳴くようになります。

トイプードルの子犬は「低血糖」に注意

ここはトイ・ミニチュアの子犬を迎える家庭に特に伝えたいポイントです。体重1kg前後で迎えることも多いトイプードルの子犬は、食事を抜くと血糖値が急激に下がる「低血糖」を起こすことがあります。環境の変化のストレスで初日に食欲が落ちるのはよくあることですが、小さな子犬では「様子見」が危険になり得ます。ぐったりする、震える、ふらつく、丸1食以上まったく食べない——このどれかがあれば、大型犬の子犬より早めに動物病院へ電話してください。予防としては、1日3〜4回に分けた食事を最初の数か月は必ず守ること。詳しくはトイプードルの健康ガイドで解説しています。

お迎え当日の過ごし方

可能なら、お迎えは午前中〜昼にしましょう。夜までに新しい環境を少し探検し、家のにおいに慣れる時間があるだけで、最初の夜の泣き方が変わります。移動はクレートで、寄り道はせずまっすぐ帰宅。帰ったらまずトイレの場所へ連れて行き、排泄できたら静かに褒めます。初日は家族だけで過ごし、友人や親戚のお披露目は最初の週が終わってからで十分です。子犬が寝たら、それは順調な証拠。かわいくても起こさず、寝顔の写真だけにしておきましょう。

最初の1週間:日ごとの目安

テーマポイント
1日目静かな着地家の中の1〜2部屋だけ探検させる。来客は呼ばない。トイレの場所を教え始める。
2〜3日目リズムづくり食事・トイレ・睡眠を毎日同じ時間に。子犬は1日18〜20時間眠るのが普通。寝ている子犬は起こさない。
4〜5日目家族と家に慣れる家族全員と穏やかに過ごす。短いひとり時間(数分、同じ部屋の中で構わない)を練習し始める。
6〜7日目少しずつ世界を広げる抱っこで玄関先の音や景色を経験(ワクチンプログラム完了前は地面に降ろさない)。健康チェックを兼ねて動物病院デビューの予約を。

1週間を過ぎても、焦りは禁物です。お留守番の練習は数分単位から段階的に。プードルは人と一緒にいたい犬種で、成犬でも留守番は最大4〜5時間が目安です。

まとめ

  • 日本では子犬のお迎えは生後56日以降(動物愛護管理法)。最初の夜に泣くのは正常な反応。
  • クレートは寝室のベッドのそばに。泣かせっぱなしの「無視作戦」はしない。夜は静かで退屈に保つ。
  • 夜中のトイレは1〜2回、事務的に。成長とともに朝まで眠れるようになる。
  • トイプードルの子犬は低血糖に注意。食べない・ぐったり・震えは早めに動物病院へ電話。
  • 最初の1週間はリズムづくり優先。来客も冒険も急がない。

よくある質問

子犬が最初の夜に泣くのは普通ですか?

ごく普通のことです。生後56日を過ぎて迎えられた子犬にとって、母犬ときょうだいから離れて過ごす初めての夜です。泣くのはわがままではなく不安の表現なので、別室で泣かせっぱなしにするのではなく、クレートを寝室のベッドのそばに置いて「ひとりではない」と感じさせてあげてください。

子犬は夜中にトイレに連れて行くべきですか?

はい。子犬の膀胱は小さく、朝まで我慢できません。最初の数週間は夜中に1〜2回、静かに抱いてトイレへ連れて行き、済ませたら遊ばずにそのままクレートへ戻します。成長とともに間隔は自然に延びていきます。

夜泣きはいつごろ落ち着きますか?

個体差はありますが、寝室で安心して眠れる環境なら、多くの子犬は数日〜1週間ほどで新しいリズムに慣れていきます。日中の睡眠がしっかり取れていること、寝る前に興奮させないことも大切です。数週間たっても毎晩激しく泣き続ける場合は、獣医師に相談してみてください。

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